チケット料金(全席指定・税込) 一般 5,500円 学生 4,500円
※未就学児童児のご入場はご遠慮下さい。
※学生は会員10%割引の対象外です。
  webでの取り扱いはございません。
会員先行予約開始10月31日(金)
一般予約開始11月2日(日)
窓口販売・予約引取開始11月4日(火)
お問い合わせ THEATRE1010 03-5244-1010

2月 6
(金)
7
(土)
8
(日)
15:00  
19:30    

                                          ※7日終演後アフタートーク開催予定。

【出演・スタッフ】

振付・演出:マリー・シュイナール

ダンサー:
リリアーナ・バロス マーク・エデン=トール 今津雅晴 カーラ・マルーカ
ルーシー・モングレイン キャロル・プリウール マニュエル・ロケ ドロテア・サイカリー
ジェームス・ヴィヴェイロス ダニー・デジャルダン

オリジナル音楽:ルイ・デュフォー
照明・セットデザイン・小道具: マリー・シュイナール
衣装:ヴァンダル
メイク:ジャック=リー・ペルティエ
照明デザインアシスタント:アレクシス・ボウルズ フランソワ・マルソー
セットデザインアシスタント:エリック・ベレー
サウンドアドバイザー:エドワード・フリードマン
字幕作成:マリレーヌ・バスチャン
プロダクション・マネージャー:ギラン・サヴォワ

ツアー・メンバー
リハーサル・ディレクター:パメラ・ニューウェル
ツアー・ディレクター:リネ・コテ
テクニカル・ディレクター、照明マネージャー:フランソワ・マルソー
ステージ・マネージャー:マリレーヌ・バスチャン
サウンド・エンジニア:ピエール=オリビエ・ペロン

主  催:株式会社足立コミュニティ・アーツ
助  成:財団法人地域創造
協  賛:資生堂
後  援:カナダ大使館 ケベック州政府在日事務所
企画・制作:国際舞台芸術交流センター

【公演概要】

オルフェウスは詩人の起源である。
このギリシア神話は創造、喪失、良心、永遠性といった概念を探求するものである。

言語の誕生
そして言語の力を
問うダンス・パフォーマンス
言語と叫びとそれらの身体との繋がり
言語と死の繋がり
そして身体がいかにして舌から立ち上がるか
現在/過去の目も眩む明滅の瞬間に
(異なる時間の衝突、
しかも適確な、当然ながら)
ある種のプリミティヴな想像力から生まれる
いま生きられているかのような具体的なイメージ
我々の人間的起源への
言語の底の力への貫入
緊張と感情
そしてユーモアの光で破壊される真の暴力をもって

パトリック・デュボスト





※この作品はカンパニー マリー・シュイナールとCanada Dance Festival(オタワ)、
Carolina Performing Arts(チャペル・ヒル)、Festival TransAmeriques(モントリオール)、
Fondazione Musica per Roma(ローマ)、Gulbenkian Foundation(リスボン)、
Movimentos Festwochen der Autostadt (ヴォルフスブルク)、The National Arts Centre(オタワ)、
Place des Arts (モントリオール)、Theatre de la Ville (パリ)との共同制作であり、
ImPuls Tanz(ウィーン)の助成を受けている。


★健康な奇怪は痛快だ。彼らの奇態奇声に頭をぶん殴られ、「生きている」悦楽に襲われる。
『コラール-讃歌-』の解放感が忘れられない。  安藤朋子(俳優/ARICA)

★スタイリッシュな混沌。そこから溢れ出る奇妙な性とエロス。
ヨーロッパの舞踊界とは異なる、この野放図な実験精神が新鮮だ。   石井達朗(舞踊評論家)

★シュイナールの<演劇性>に日本のダンス好き=<動き>フリークはどう反応するのか? その狼狽ぶりが楽しみだ。  内野儀(東京大学教授)

★愚かな身体と、異常な精密さとの出会い-マリーのダンスは、新生物の誕生への恐怖と喜びの体感に、 全身が脱臼していくような笑いを引き起こしてくれる。  北村明子(振付家/レニ・バッソ)

★舞台の醍醐味を「嘘」とするならとことん騙して欲しい。私は鋼鉄で騙されないはずが彼女に頭を下げます。   黒沢美香(振付家・ダンサー)

★自信に満ちあふれた作品にねじ伏せられる快感。一緒に踊れないのが悲しくなるほど羨ましいダンスなのです。 黒田育世(振付家・ダンサー/BATIK主宰)

★身をよじり、引き攣り、拳を振りかざし、ヘッド・バンキングし・・・。身体のあらゆる部分が喜びにわなわなと 震えている、そんなダンス。  桜井圭介(「吾妻橋ダンスクロッシング」オーガナイザー)

★個体として生物として人間として、自らの中に放置したり忘れたり見ないようにしていた感覚が 呼び覚まされる。  西田留美可(舞踊評論家)

★踊る魂の、微細な震えを紡ぐ業。それがどんなにアレだとて、マリーさんがやりたいのなら、それでいいのだ。   乗越たかお(作家・ヤサぐれ舞踊評論家)

★もうすぐ私の目の前に現れる、それは来たるべき何か。その何かのためにたまたま今、踊りがありさえするの です。貴方はどうですか?   羊屋白玉(芸術監督/指輪ホテル)

★欲望の反社会性を徹底して守り抜くこと。最も険しい道にちがいない。 そしてその道にシュイナールの作品群は燦然と輝いているのだ。  武藤大祐(ダンス批評)

★大胆でエロティク! 繊細でパワフル! こんなふうに踊れると、いや、生きれるといいなぁ!と憧れる。みてほしい。  矢内原美邦(振付家・演出家/ニブロール/ミクニヤナイハラプロジェクト主宰)


マリー・シュイナール(芸術監督)
1978年に処女作「Crystallization(結晶化)」を発表し、本質の探求に憑かれた例外的なアーティストとして直ちにその地位を確立した。ソロ・パフォーマーおよび振付家としての12年活躍した後、1990年に「カンパニー・マリー・シュイナール」を設立、50以上のソロおよびグループ作品を創作。 ニューヨーク、ベルリン、バリ、ネパールに住み、旅、好奇心、折衷主義的研究、数々のテクニックの理解が、身体の様々な方法での探求を可能としている。 なまの素材はダンサーの肉、骨、筋肉、人間身体の本能と生き生きとした衝動であり、それらの緊密な連関を明るみに出してゆく。
カンパニー マリー・シュイナール略歴
1990年、マリー・シュイナールはソリストとしての12年の活躍に終止符を打ち、カンパニー・マリー・シュイナールを設立。以来創造した十数本の作品において、 彼女自身のパフォーマンスを特徴づけていた切迫性、力強さ、繊細さをダンサーたちに伝達することに成功した。また、そこから深い原初的な人間性が現出し 想像力をかきたてるような形式上の構造を発明し、身体の秘められた知性と無尽蔵の複雑さを探求し、真理と美の希求において考え抜かれた形式を磨き上げることで、 この宇宙のなかでの人類というもののはかなさと同時に純然たる生の歓びを喚起する。

主な作品:
1990年グループ作品『Les Trous du ciel(空の穴)』
1993年『The Rite of Spring(春の祭典)』(音楽:ストラヴィンスキー)
1994年『Prelude to the Afternoon of Faun(牧神の午後への前奏曲)』(音楽:ドビュッシー)
1996年『L'Amande et le diamant(アーモンドとダイヤモンド)』
1998年『Les Solos 1978-1998』
1999年『Des feux dans la nuit(夜の輝き)』(音楽&ピアノ演奏:ロベール・ラシーヌ)
1999年『24 Preludes by Chopin(ショパンによる二十四の前奏曲)』
2000年『Le Cri du monde(世界の叫び)』
2001年『Etude no.1(エチュード no.1)』(ルイ・デュフォー音楽/ルーシー・モングレイン出演)
日本での公演は、
2005年『コラール』『ショパンによる24の前奏曲』(シアターコクーン)
2006年『春の祭典』『牧神の午後による(パークタワーホール、大阪メルパルクホール、福岡市民会館)※JADEフェスティバル
につづき3度目となる。
『オルフェウスとエウリディケ』は、2008年2月にイタリア・ローマParco della musica auditoriumで初演された。
リリアーナ・バロス (Liliana Barros)
ポルトガル生まれ。ポルトでバレエを学びはじめ、ロッテルダム・ダンス・アカデミーでダンスの学士を取得。 ロッテルダムではアヌーク・ヴァン・ダイク、フィリップ・アダムスなど様々な振付家と作業。 その後シシリーのコンパーニャ・ザッパラ、リスボンのコンパーニャ・ルイ・ロペス・グラサ、ケルンのプリティー・アグリー・タンツ(芸術監督アマンダ・ミラー)、ドンロン・ダンス・カンパニーなどに所属。 2008年にカンパニー マリー・シュイナールに入団。
マーク・エデン=トール (Mark Eden-Towle)
イギリスでダンスと演劇を学び、1995年にトランジションズ・ダンス・カンパニーに入団。オタワのラ・プラース・ロワイヤルとのコラボレーション以後、 ダニエル・デノワイエ、イレニ・スタムー、テッド・ロビンソンなどと作業。1996年以来カンパニー・ド・ブリュンの『スティル・ライフno.1』 『エンサイクロペディア・ドキュメント1,2&3』に出演。2002年にカンパニー・マリー・シュイナールに入団。
今津雅晴 (Masaharu Imazu)
日本人ダンサーである今津は、マイム、コンテンポラリー・ダンス、即興を学んだ後、Neo、M-laboratory、コンドルズ、レニバッソなどに参加し日本および世界で踊る。 また、カナダ/日本ダンスパートナーシップのルイーズ・ベダールによる『CJ8』、島崎徹の『Human Gate』、金森穣の『no mad ic project』、 新国立劇場作品である木佐貫邦子の『Expect』、テッド・ロビンソンとルイーズ・ルカヴァリエの『Cobalt Rouge』、モントリオールの振付家であるエマニュエル・ジョウズの 『Staccato Riviere』で踊る。その他、ソロ作品も発表。2008年にカンパニー・マリー・シュイナールに入団。
カーラ・マルーカ (Carla Maruca)
ヴィクトリアやブリティッシュ・コロンビアでダンスを学び、数々の助成を得る。ロイヤル・ウィニペグ・バレエスクールで学んだ後、1992年から1993年バンフ・センター・フォー・ファイン・アーツで学ぶ。1995年から1998年ラスベガスでシルク・ド・ソレイユの『ミステール』に出演。1999年にカンパニー・マリー・シュイナールに入団。
ルーシー・モングレイン (Lucie Mongrain)
トロントのライアーソン・ポリテクニカル・インスティテュートでダンスを学び、バレエをナディア・ポッツに、モダンダンスをカレン・デュプレシスに師事。ダンスカンパニー「ドッグス・イン・スペース」で踊り、カナダの映画作家イザベラ・プルスカの映画二本に出演。1996年と1997年にトロント・フリンジ・フェスティバルに参加。1998年にカンパニー・マリー・シュイナールに入団、2000年にはソロ作品『エチュード#1』を踊る。エレキギターも弾き、パンクやロックのバンド活動もしている。
キャロル・プリウール (Carol Prieur)
ウィニペグ・コンテンポラリー・ダンサーズで踊り、『ボディ・ソング』の創作に参加。様々なカナダの振付家と共同作業し、フォンダシオン・ジャン=ピエール・ペローのツアー『ジョー』に参加。奨学金を得てニューヨーク、ヨーロッパ、インドに留学、インドでは武術カラリパヤットゥを伝授される。1995年にカンパニー・マリー・シュイナールに入団、ソロ作品『ユマニタス』『エチュード・ポワニャント』を踊る。2003年にカナダカウンシルから助成を得る。また、トロントのムービング・ピクチャーズ・フェスティバル・オブ・ダンス・オン・フィルム・アンド・ビデオにてマリー・シュイナールの映画『カンティックno.1』への出演に対しベスト・パフォーマンス賞を贈られる。
マニュエル・ロケ(Manuel Roque)
モントリオールのナショナル・サーカス・スクールで空中曲芸を学んだ後、1999年シルク・エルワズに入団。その後ダンスを学び、若者向けのダンスカンパニー、Bouge de laで踊る。その他、ドミニク・ポルテ、ポール・アンドレ・フォルティエ、シルヴァン・エマール、ピーター・ジェームス(Psychotick Happening Projects)等の振付家の作品で踊る。2006年にカンパニー・マリー・シュイナールに入団。
ドロテア・サイカリー (Dorotea Saykaly)
ダニエル・セイエ、ルシンダ・ハグヘイ等と共にモントリオールのコンセルヴァトワール・ドゥ・ダンスにて学んだ後、その学習の場をバンクーバーのアーツ・アンブレラに広げ、アーティ・ゴードン、グラント・ストラート、ウェン・ウェイ・ワン等と共に訓練を受ける。その後、モントリオールのル・バレエ・メトロポリタン、バレエ・ウエスト、ル・ソルティレージュにて踊る。2006年にカンパニー・マリー・シュイナールに入団。
ジェームス・ヴィヴェイロス (James Viveiros)
アルベルタのグラント・マックイワン大学でダンス、音楽、演劇を学び、ダンスの才能に対してエヴェリン・デイヴィス奨学金を付与される。ブライアン・ウェブ・ダンス・カンパニー、エドモントン・オペラ、シタデル・シアターなどに参加。モントリオールに移住し、スザンヌ・ミラー、アラン・ペイヴィオ・プロダクションズに出演した後、2000年にカンパニー・マリー・シュイナールに入団。
ダニー・デジャルダン (Dany Desjardins)


チケット取扱
THEATRE1010 チケットセンター 03-5244-1011
オンラインチケットhttps://www.t1010.jp/
・イープラス http://eplus.jp/
・チケットぴあ 0570-02-9999(音声自動/Pコード:390-561)
・ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:39554) 0570-000-407(オペレーター対応)
・CNプレイガイド http://www.cnplayguide.com/