チケット料金(全席指定・税込) S席 8,000円 / A席 5,000円
[プレビュー公演 10月17日(日)] S席 4,000円 / A席 2,500円
会員先行予約開始 9月1日(水)
一般予約開始 9月3日(金)
窓口販売・予約引取開始 9月5日(日)
お問い合わせ THEATRE1010 03-5244-1010
ノーベル賞作家ユージン・オニールの代表傑作『楡の木陰の欲望』
ゴールドラッシュのカリフォルニアからはるか、美しい自然のニューイングランドの農園。
巨大な二本の楡の木。
疲れた女のたるんだ乳房、髪の枝に、雨の日、母の涙がしたたる。
ギリシャ悲劇のメロドラマ
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*プレビュー公演  10月17日(日)19:00開演
今回はTHEATRE1010(芸術監督 朝倉摂)の開館記念公演。

ヒロイン・アビーに昨年の日本映画界の女優賞10冠に輝いた寺島しのぶ、
老キャボットに『ニュールンベルク裁判』tpt『かもめ』で実力発揮の中嶋しゅう、
兄シミアンに『エンジェルス・イン・アメリカ』でロイ・コーンを演じた山本亨、
末息子エビンには『BENT』で鮮烈なデビューを果たし、『エンジェルス・イン・アメリカ』のジョーをリアルに演じ注目のパク・ソヒと魅力溢れるキャストが
世界的演出家ロバート・アラン・アッカーマンと共に挑戦します。東京の演劇シーンの最先端のスタッフと共にTHEATRE1010から世界に向け発信します。



出演:寺島しのぶ パク・ソヒ 他

作:ユージン・オニール
演出:ロバート・アラン・アッカーマン



ゴールドラッシュに沸き立つ1850年。アメリカ北東部ニューイングランド。
農場主キャボットの家。石垣に囲まれ、楡の大木が鬱蒼と屋根を覆う。
キャボットの息子シミアンとピーターは、西部の黄金に想いを馳せる。
その異母兄弟で末息子のエビンは、死んだ母親思いの青年。
父キャボットの隠し金を兄たちに渡し、かわりに農場の相続権を買いとる。
カリフォルニアへ向かう兄たち。
父キャボットが連れて来た新しい妻アビーは若く、誘惑的な肉体と、家への激しい執着を持つ女。
彼女とエビンは、出会った瞬間から惹かれ会う。互いに魅了されつつも、農場を自分のものにしたいと願うふたり。やがてアビーに母性が目覚め、エビンに父への復讐心が発火すると、ふたりは激情に肉体をゆだねて結びつく。
そして産まれる不義の赤ん坊。
自分の子と信じるキャボットは、エビンに向かって言い放つ。農場を継がせるために、アビーは息子を産んだのだと。
エビンは利用されたと思い込み、激怒する。
エビンを失うことを恐れ、愛を証明しようと思いつめるアビー。
西部に去ろうとするエビンに、アビーは赤ん坊を殺したことを告げる。
孤独な運命をつきつけられるキャボット。
エビンはアビーを愛していることに気づき、ふたりで罰を受けることを決意する。ようやく、欲望の檻から解放されていくふたり。
キャボットは、運命を引き受け、石垣のなかにとどまる。
エビンとアビーは、朝日の美しさを語りながら、保安官に連行されて行く。
寺島しのぶ(エイビー・プットナム)
1993年 初舞台 文学座公演『恋とカーニバル』













最近の舞台作品

蜷川幸雄演出/ 『血の婚礼』『近松心中物語』『テンペスト』『グリークス』『欲望と言うナの電車』『新・近松心中物語』

栗山民也演出/ 『エイミィズ・ヴュ?』『ピカドン・キジムナー』『世阿弥』

鵜山仁演出/ 『プルーフ/照明』

渡辺えり子演出/ 『詩のしの詩』

坂手洋二演出/ 『マッチ売りの少女』他多数
1996年 芸術祭賞新人賞
1997年 第4回読売演劇大賞優秀女優賞
1998年 松尾芸能賞新人賞
2001年 菊田一夫賞演劇賞特別賞
2002年 第9回読売演劇大賞優秀女優賞
2004年 第11回読売演劇大賞最優秀女優賞

映画


2003年 荒戸源次郎監督『赤目四十八瀧心中未遂』
2003年 廣木隆一監督『ヴァイブレータ』
第16回 東京国際映画祭 優秀女優賞
第28回 報知映画賞 最優秀主演女優賞
第25回 ヨコハマ映画祭 主演女優賞
第26回 日刊スポーツ映画大賞 主演女優賞
第25回 ナント三大陸映画祭 優秀主演女優賞
第58回 毎日映画コンクール 女優主演賞
第46回 ブルーリボン賞 主演女優賞
第13回 日本映画批評家大賞 主演女優賞
第27回 キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞・新人賞
第28回 エランドール賞 新人賞
第27回 日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞
パク・ソヒ/朴昭熙/SOHEE PARK(エベン・キャボット)
1975年生まれ。早稲田大学卒業。文学座付属演劇研究所第41期生。

tpt/ 『BENT』『エンジェルズ・イン・アメリカ』

R・A・アッカーマン演出/ 『REAGANS』アメリカ映画
中嶋しゅう(エフレウム・キャボット)
劇団NLT出身
山本亨(シミオン・キャボット)
ジャパンアクションクラブ出身
つかこうへい事務所の舞台などで活躍

最近の舞台

栗山民也演出/ 『GETTOH』『エイ・ミューズ・ビュー』『欲望という名の電車』

鵜山仁演出/ 『雪やこんこん』『言葉・アイヒマンを捕らえた男』『ニュルンベルク裁判』

熊林弘高演出(tpt)/ 『かもめ』

映画

黒沢明監督/ 『影武者』『乱』『夢』『まあだだよ』

デヴィッド・カニンハム監督/ 『トゥ・エンド・エール・オー』(ハリウッド作品・日本未公開)

最近の舞台

R・A・アッカーマン演出(tpt)/ 『娘に祈りを』

『小さな水の中の果実』『丹下左膳’99』(椿組・新宿花園神社)

『ハイライフ』(流山児事務所)

鈴木裕美演出/ 『マクベス』『人形の家』

岩松了演出(松竹)/ 『嵐が丘』『天保12年のシェイクスピア』

いのうえひでのり演出/ 『髑髏城の七人』

山下晃彦/デヴィッド・ルヴォー演出/ 『LONG AFTER LOVE』

デヴィッド・ルヴォー演出/ 『Naked〜裸』

R・A・アッカーマン演出/ 『橋からの眺め』『蜘蛛女のキス』『ガラスの動物園』『エンジェルズ・イン・アメリカ』

映画

サブ監督/ 『ポストマンブルース』『MONDAY』

作/ユージン・オニール/ユージン・グラッドストーン・オニール
(Eugene Gladstone O’Neill)
1888年ニューヨークのホテルで生まれた。アイルランド系アメリカ人。
人気俳優の父、カトリック信者でピアノの名手の母との間にうまれる。
少年時代は寄宿舎のある学校を転々とする。
1906年プリンストン大学に入学。1年で退学。
ニューヨークの通信販売商の書記になったが、長続きしなかった。
21歳で結婚。結婚生活は数日で終わる。
約5年間の放浪時代がはじまる。
中米ボンデュラスへ金鉱を求めて出かけるがマラリアに犯されて帰国。
海への憧れが強く、水夫として南米ブェノス・アイレスやラ・プラタ、南アフリカのダーバン、イギリスのサウサンプトン等に出かけた。
この生活で肺結核に犯され、サナトリウムに半年入院(24歳)。
ギリシャ悲劇、ストリンドべリ等の作品に触れ、創作衝動がうまれる。
ハーヴァード大学のジョージ・ピアス・ベイカー教授の(47 ワークショップ)に参加、作劇術を学ぶ。
その後マサチューセッツ州のプロッヴィンスタウンで演劇的共同体とでも言える、プロヴィンスタウン・プレイヤーズに出会い、劇作家としてスタート。
(プロヴァィンスタウン・プレイヤーズ 「芸術的、文学的、演劇的価値を有するアメリカ演劇の創作」を目指し、グリニッチ・ヴィレッジに140席の彼らの劇場を開く。オニール初期の作品が数多く上演される。)
1916年 プロヴィンスタウン・プレイヤーズ公演『カーディフ目ざして東ヘ』
1920年 『地平のかなた』最初の多幕劇。ピューリッツァ賞を受賞
1922年 『アンナ・クリスティ』ピューリッツァ賞受賞
1924年 『すべて神の子には翼がある』『楡の木陰の欲望』初演。
1928年 『奇妙な幕間狂言』ピューリッツァ賞を受賞。
1931年 『喪服の似合うエレクトラ』大きな反響を呼ぶ。
1934年 『限りなきいのち』
1936年にノーベル賞受賞作家に選ばれる。
1945年『夜への長い旅路』オニールは死後25年間出版、上演を封印。
しかし53年死後、家族により指示は破られ、56年に出版、
4度目のピューリッツァー賞受賞。
1946年『氷屋来る』初演。神経症患パーキンソン氏病のため再起不能と伝えられる。
1953年ボストンのホテルで65歳の生涯を閉じる。
演出/ロバート・アラン・アッカーマン
(ROBERT ALLAN ACKERMAN)
アメリカ演劇界で有名なプロデューサー・ジョセフ・パップのパブリックシアターでの演劇活動を経て1978年『娘に祈りを』で演出家デビュー。以後ニューヨーク、ロンドン、ロサンジェルス、東京をはじめ世界各地で活動。メリル・ストリープ、ジョン・マルコヴィッチ、アル・パチーノなど数多くの名優たちを演出。最近では映像中心に活動、数々の映画を手掛けている。
ブロードウェイ
リチャード・ギア主演『ベント』 ショーン・ペン主演『スラブボーイズ』
スーザン・サランドン、ファラ・フォーセット主演『エクストリミティーズ』
2年間、ニューヨーク・シェイクスピア・フェスティバル専属演出家を努める。
メリル・ストリープ主演『テイクン・イン・マリッジ』
アル・パチーノ主演『サロメ』等多数
ロンドン・ウエストエンド
ハーヴェイ・ファイアスティン作、主演『トーチソング・トリロジー』
ヴァネッサ・レッドグレィヴ主演『ゴアの狂気』『When She Danced』
ジョン・マルコヴィッチ主演『バーン・ディス』『薔薇の花束の秘密』『わが町』
ロサンジェルス
アン・バンクロフト主演『薔薇の花束の秘密』ルパート・エヴェレット主演『渦巻』
東京
『薔薇の花束の秘密』『蜘蛛女のキス』『スラブボーイズ』『エンジェルス・イン・アメリカ』tpt
『イサドラ〜When She Danced』『娘に祈りを』『橋からの眺め』
『結婚...taken in MARRIAGE』『ガラスの動物園』『BENT』『エンジェルズ・イン・アメリカ』
映像作品
『Mrs Cage』 (アン・バンクロフト)『David's Mother』 (カースティ・アリー)
『SafePassage』 (スーザン・サランドン、サム・シェパード)
『The Reef』 (ティモシー・ダルトン、レスリー・キャロン)
『Night Sins』 『Outrage』 (ロブ・ロウ)『Double Platinum』 (ダイアナ・ロス)
『Forget Me Never』 (ミア・ファロー)『Baby』 (ファラ・フォーセット)
『Me and My Shadows; Life With Judy Garland』 (ジュディ・デイヴィス)
『ストーン夫人のローマの春』テネシー・ウイリアムズの小説の映画化
 (ヘレン・ミレン、アン・バンクロフト、オリヴィア・マルティネス)
『ザ・レーガンズ』エミー賞優秀作品賞、優秀プロデューサー賞など7部門ノミネート
チケット取扱
THEATRE1010 チケットセンター 03-5244-1011
グループ観劇 03-5244-1020
オンラインチケット https://www.t1010.jp/
・イープラス http://eplus.jp/
・チケットぴあ 0570-02-9966(Pコード:356−003) 0570-02-9988(オペレーター対応)
・ローソンチケット 0570-063-003(Lコード:35638) 0570-000-403(オペレーター対応)
・CNプレイガイド 03-5802-9999