チケット料金(全席指定・税込) S席 7,000円 A席 5,000円
THEATRE1010フレンズ会員 S席 6,300円 A席 4,500円
※お子さまはお一人につき、1枚チケットが必要になります。
会員先行予約開始3月4日(水)
一般予約開始3月6日(金)
窓口販売・予約引取開始3月8日(日)
お問い合わせ キョードー東京 03-3498-9999
THEATRE1010 03-5244-1010


場内は爆笑の渦!気がねなく笑って笑って涙してください!

 2009年5月9日(土) 11:30 / 16:00  5月10日(日) 11:30

         ※開場は開演の30分前

【出演・スタッフ】

かしまし娘 正司歌江 正司照枝 正司花江/磯野貴理 佐藤B作
小林正寛 土屋裕一 西川一右 / 星野園美 京極圭
大沢ゆかり 友寄由香利 國行しげ美

 作:中島淳彦
演出:三宅恵介

美   術:松野潤
音楽監修:門司肇
照   明:森本勝(FLT)
音響効果:小堀一(OKK)
音響操作:山本良彦、岩崎滋(サンフォニックス)
映像操作:奥田健(奥田イルミカ)
振   付:花柳輔蔵
舞台監督:有馬則純
演出助手:河合範子
宣伝美術:タカハシデザイン室
宣伝写真:加藤孝
C   G:進藤小瀬里
制   作:馬場順子
協   力:キョードーファクトリー 松竹芸能 さち子プロ オフィスボードビル 平井秀和
電動カート協力:株式会社セリオ東京事業所
プロデューサー:石井久美子 正司宏行

主  催:シアター1010指定管理者
企画製作:キョードーファクトリー 石井光三オフィス

【あらすじ】

富子(歌江)、金子(照枝)、銀子(花江)は別々に暮らす70代の三姉妹。

ある日、富子が宝くじを当てたらしいとの噂が、金子、銀子の耳に入った。
二人が家を訪ねてみると、富子はお手伝いさんを雇い、電動カートを乗り回し、確かに羽振りが良い様子。 富子ばかりが良い思いをしているのを見て、久しぶりの姉妹喧嘩が始まる……

やがて宝くじが当たったのは勘違いだとわかる。
宝くじを買ったのは事実だが、その抽選日はまだ先のことであった。
お手伝いさんも電動カートも、一人暮らしの老後の生活のために無理をして手に入れたものであった。 二人は昔話に花を咲かせる…三人で力を合わせた頃は苦労もあったが楽しくもあった…

丁度その時、富子の家を訪ねてくる女がいた。
銀行員を名乗る若い女、磯部矢井子(磯野貴理)であった。
宝くじの噂は、あちらこちらに広まっているらしく、その金を目当てにした人々が、次々と現れる。

磯部の他にも、金策に困り果てた中小企業の社長塩塚大作(佐藤B作)やら、あきれた連中が次々に富子の家を訪ねてくる。

てんやわんやの騒動のあと、逆にやりこめられる人々…
人が人をだますことの寂しさ悲しさを、三姉妹から教えられることになるのだった。経験者の言葉だけに、それは重く彼らの胸に響く……

歌あり、踊りあり、そして人間の心があり…
たっぷり笑えて、ちょっぴり哀しい、そんな物語。


【公演について】

「芸人」という言葉があります。大好きな言葉です。
かしまし娘のお三方は、まさしく「芸人」でいらっしゃいます。
芸人風でもなく、芸人もどきでもなく、正真正銘の「芸人」。
戦争、復興、激動と繁栄の時代「昭和」を生き抜き、現在もその「芸人」としての輝きと勘を全く失っておられないお三方。
さて、このお三方の生き様に脚本家がどんな物語を用意しても、かなわないような気がいたします。
しかし頑張って書かねばなりません。
かしまし娘のお三方に、貴理さん、佐藤B作さんらも加わって、どんな物語になるか……
ま、一言で言えば上質のドキュメンタリーのような、最高の演芸のような、渋い音楽のような、華やかな舞踏のような
……全然一言では言えてませんが
……「芸人」の生き様を通して見えてくる人間のドラマを、じっくりとご覧いただけることと思います。

作家◎中島淳彦


正司歌江、正司照枝、正司花江のかしまし娘は1956年に結成、「♪〜ウチら陽気なかしまし娘〜かしましいとは愉快だね〜♪」のフレーズでお馴染み、 この道50年の現役、パワーあふれる70代3人姉妹。
磯野貴理は、バラエティではちょい辛口で小気味の良いコメントでお馴染みのパワフルキャラクター。ご存知、かしまし娘次女照枝の息子の嫁でもあります。
3人そろえば姦しい、かしまし娘に、嫁の貴理が加わって女4人のかし☆きり企画を2008年10月に立ち上げました。

そんな”かし☆きり”4人組にこれまた芸達者な佐藤B作が加わり、家族をテーマに、笑って笑って、ちょっと痛くて、温かくて懐かしい、そんな物語をお送りします。
手前味噌ではございますが、舞台にのったら真剣勝負。
かしまし娘、磯野貴理の初共演のハートウォーミングコメディにご注目ください。

そして個性あふれる女性4人組を演出するのは、バラエティ番組ひとすじ、笑いを愛し、笑いを作り出す、魅力的なタレントに支持されつづける名物ディレクター三宅恵介。
テレビで培った演出を舞台に取り入れながら、かしまし娘と磯野貴理とともに良質なコメディ作りに取り組みます。
作品脚本は、演劇界でひっぱりだこの人情味ある喜劇を得意とする中島淳彦が、今回のキャストのために書き下ろします。

”かしまし娘”を知る世代はますます元気に!に、知らない世代はとにかく笑って楽しんで、明るい未来を重ねられるような舞台をお贈りします。

2008年10月三越劇場で上演された「やかましい人々」14ステージは、連日満員で客席は笑い声でいっぱいでした。
お客様たちは「笑い皺ができちゃったわよ」と、また笑い、かしまし娘と磯野貴理を話題にしては笑い、劇場から出たあとも笑い声は続いておりました。

世の中的には、もしかしたら笑ってる場合ではない模様ですが、せめて舞台に足を運びいただいた折りには、せめて一時、世知辛い世間を忘れ、かし☆きり企画「やかましい人々」 で気兼ねなく、笑って笑って、そして涙してください。





かしまし娘
かしまし娘は、正司歌江、照枝、花江の三姉妹、三味線とギターを操っての音楽漫才トリオである。
両親が旅役者であったことから、三人ともに3歳で初舞台を踏む。長女歌江12歳の頃に次女照枝と組んだ姉妹コンビは、天才少女漫才と喝采をあびた。 その後、三女花江を加え、「かしまし娘」を結成。「〜♪ウチら陽気なかしまし娘 誰が言ったか知らないが 女三人寄ったら かしましいとは愉快だね♪〜」 のテーマソングとともに、老若男女を問わず全国的に親しまれ、一世を風靡した。
その後も芸の道ひとすじ、演芸、お笑い番組、トーク番組はもちろんのこと、それぞれ女優としても、テレビドラマや演劇舞台、映画などでも活躍、 確かな芸に裏打ちされた演技力と魅力は、数多くのファンの心をつかんでいる。また、三人揃っての公演では、現在も息の合った舞台で観客を 魅了し続けている。
1966年上方漫才大賞(かしまし娘) 2005年上方お笑い大賞審査員特別賞(かしまし娘)
1996年大阪市文化功労表彰(正司歌江) 1999年文化長官表彰(正司歌江)
磯野貴理
アイドルグループ「チャイルズ」としてデビュー。「森田一義アワー笑っていいとも!」で女性初のいいとも青年隊として出演し、 以後、テレビの世界で活躍。「はやく起きた朝は」「熱血!平成教育学院」「行列のできる法律相談所」など多くのレギュラー番組をかかえ、 バラエティ番組に多数出演する一方、「零れる果実」(演出:蜷川幸男)など舞台、またテレビドラマでも活躍する俳優としての一面を持つ。 毎年恒例の「はやく起きた朝はオンステージ」では、サービス精神にあふれた変幻自在ぶりで、客席をわかせている。
佐藤B作
1973年、「誰にでもわかる軽演劇(ヴォードヴィル)をやろう」という志のもとに劇団東京ヴォードヴィルショーを結成、現在も座長を務める。 1978年劇団として第15回ゴールデンアロー賞芸能賞(新人賞)受賞、その後、テレビなどでも活躍しその存在感はお茶の間にも浸透した。 現在では映像、舞台にかかわらず、コメディにはかかせない存在でありながら、同時に独特の味わいのある高い演技力で、渋いやくどころもこなす 稀有な俳優として活躍している。1986年紀伊國屋演劇個人賞、1999年名古屋演劇ペンクラブ賞個人賞受賞、2004年第1回喜劇人大賞特別賞受賞
中島淳彦
20歳で劇団ホンキートンクシアターを旗揚げ、作・演出を手掛け、自らも出演。同劇団で10年間活動し、その後は脚本家として活躍する。 同劇団解散後「劇団道学先生」「劇団ハートランド」の座付き作家として活動、主に人情味のある喜劇を得意とし、現在ではテレビ、ラジオドラマの脚本他、 多数のプロデュース公演、カンパニーに渡って戯曲を執筆している。遊び心がいっぱいで楽しいうえに見ごたえあり、「人情喜劇」と評される独特の作風が、 観客を惹き付け、旬の作家の一人として多くの人気を集めている。
三宅恵介
1971年現在のフジテレビ(当時フジポニー)に入社。以来、現在まで主にバラエティー番組の制作に携わる。 ディレクター、演出家であり、プロデューサー。自らの露出もあってその名を一般視聴者にまで浸透させた「オレたちひょうきん族」 はもとより、その手掛けた作品は膨大にして、聞けば誰もがうなずく名番組、また番組作りでタッグを組んだタレントは超一流ばかりという、 笑いに携わる人間にとって知らぬ人のない名ディレクターである。常に現場にこだわる姿勢は、多くのテレビマンが憧憬を持って 追いかける存在でもある。傍ら、数々の舞台作品も精力的に手掛けている。

チケット取扱
THEATRE1010 チケットセンター 03-5244-1011
オンラインチケットhttps://www.t1010.jp/
・キョードー東京03-3489-9999 http://www.kyodotokyo.com
・チケットぴあ 0570-02-9999(音声自動/Pコード:393-265)
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