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〒120-0034 東京都足立区千住3-92
千住ミルディスⅠ番館 10F
TEL:03-5244-1010
FAX:03-3881-3133

チケットセンター
TEL:03-5244-1011
グループ観劇
TEL:03-5244-1020
施設受付
TEL:03-5244-1012
FAX:03-5244-1022

公演情報
チケット料金(全席指定・税込) S席 6,000円 A席 5,500円
THEATRE1010フレンズ会員 S席 4,500円 A席 4,000円
足立区民割引 S席 4,500円 A席 4,000円 (足立区在住・在勤)
※当日500円増
※足立区民割引はわらび座関東・東海事務所THEATRE1010
チケットセンター・窓口のみのお取扱となります。

会員先行予約開始 11月4日(木)
一般予約開始 11月6日(土)
窓口販売・予約引取開始 11月8日(月)
お問い合わせ わらび座関東・東海事務所 048-286-8730
THEATRE1010 03-5244-1010

2月 18(金) 19(土) 20(日)
14:00  
19:00  

【スタッフ】

演   出:中村哮夫
作・作詞:高橋知伽江
美   術:朝倉摂
音   楽:飯島優
制   作:わらび座

【主な登場人物】

観阿弥
現在の能狂言の源流となる大和猿楽を確立した芸能の祖。
「衆人愛敬」を生涯の目標としてあらゆることから学び、猿楽に田楽、曲舞などを取り入れ新しい
芸能を創造した。息子世阿弥は観阿弥について「貴顕にも民衆にも愛された」と語っている。静岡県浅間神社で公演中に倒れ52才の生涯を閉じた。

世阿弥
観阿弥と菖蒲の子。観世座を受け継ぐ運命にある。父から厳しく芸の道を「花伝書」を通して伝授
される。美少年でその芸は天才的。12才の時に時の将軍足利義満に見初められる。最後は父と
別れて幽玄の世界を究める。菖蒲、乙鶴、観阿弥の関係に、母をかばう立場に立つ。

菖蒲(アヤメ)
観阿弥の妻。世阿弥の母。観阿弥を家庭で、陰で支える女性。やさしく、おとなしく、それでいて
芯は強い。乙鶴とは対照的な女性。観阿弥と乙鶴が芸を伝えあう場面をみながら嫉妬に狂いながらも耐えて観阿弥を守る。世阿弥の良き母。

ナズナ
観阿弥が人買いから救った少女。

乙鶴
外来文化を取り入れた新しい音楽での曲舞の創始者。一座を率いている女座長。
芸に生きる自立した強い女性であり、観阿弥の良きライバル、助言者でもある。

足利義満
室町幕府三代将軍。若くして将軍職につき、能の大成に大きくかかわった。
勧進能を美しく舞う世阿弥を見染め、以後、世阿弥の後ろ盾となる。

【公演紹介】

劇団わらび座は、‘劇団創立60周年記念作品’として歌舞劇ロマン「カンアミ伝」を2010年5月から全国公演することになりました。

観阿弥(かんあみ1333年-1386年)は南北朝時代から室町時代にかけて新しい価値観が芽生え
た激動の時代に大和猿楽を確立し、息子の世阿弥(ぜあみ1363年-1443年)とともに現在の能狂言を大成した偉大な人物です。
立ちあい勝負で勝ち抜いた者だけが生き残れる厳しい芸の世界で、一座を維持し発展させるため
にその秘伝を世阿弥に引き継ぎ、世阿弥はその教えを「風姿花伝」に綴って最古の能楽論、演劇
論の書を残しました。また観阿弥は観客との接点、時代精神を反映した作品創出に徹した創造者
でもあり、全国各地に伝わる郷土芸能の源流をつくりました。

歌舞劇ロマン「カンアミ伝」では観阿弥と世阿弥の親子の関係を軸に現代社会で失われてしまった
家族の絆、親と子の愛情を描きながら、スケールの大きな生き方をした人間の苦悩と困難を中心
軸として挑戦し続ける志を持ち、誇り高く生きる人間を描きたいと思います。
また日本の伝統芸能をモチーフとした創作音楽、創作舞踊をダイナミックに演じて、エンターテイ
メント性の高い、誰もみたことのない、日本のオリジナルミュージカルを創造します。

夢見るKAN-AMI演出/中村哮夫

わらび座の、真にわらび座らしい、わらび座でなければ出来ない、わらび座でのみ出来る、という
ようなミュージカルを創りたいと思っています。
わらび座創立の原点である、日本の民族芸能のルーツにつながり、それと、ここ十年余り積み
重ねて来た、ブロードウェイ・ミュージカルの手法との交流の成果を問われる舞台でもあります。

「芸能」というものはいつから存在したのかということも一つの大きな不思議です。信じられない位
はるか遠い古代の人々が、木片や石を打ち鳴らし、大地を踏みしめ、太陽や山に向って祈りを捧
げ、その中で歌や踊りの源をつくって行ったのかも知れません。それは全地球的な芸能発生のプロセスでしょう。
中世の日本には「田楽」という芸能が流行しました。これは文字通り、田の神様に捧げて豊作を
祈ったのでしょう。その中には大変な人気スターも生れたようです。それに対抗して現れ、競い
合ったのが「申楽」です。申楽は日本の古代芸能の上に、韓半島、中国大陸、果てはシルクロード
の方までつながる、外来の音楽、舞踏、そして雑技(手品やアクロバットなど、今日でも上海雑技団
というのが有名ですね)などを取入れ、その上で滑稽な物真似なども含んでいたらしい。

その「田楽」と「申楽」の要素を綜合して、面白く演劇化して行った人が〈観阿弥〉です。後に息子の
世阿弥によって幽玄な「能楽」となって行きますが、この観阿弥が活躍した頃はまだ上代の野性を
残し、外来の息吹きをとり込み、新しい芸能を創ろうというエネルギーが大きく自由に羽ばたいていた時代でした。

その〈野の人〉である〈KAN-AMI〉の芸と恋と、人間と時代がぶつかり合い、響き合う、そんなミュー
ジカルにしたい。そしてそこに、一種の祝祭的空間を現出させることが出来たらと夢見ております。

【あらすじ】

南北朝の動乱が、いまだ続くころの大和。
観阿弥は、献身的な妻菖蒲に支えられ、「人の心を打つ芸」をしたいと研鑚を積んでいた。
そんな時、観阿弥は人買いから孤児の少女「ナズナ」を助け、家族として迎え入れる。

数年後、新たな芸を取り入れようとする観阿弥は、大陸から帰ってきた妖艶な舞踊手・乙鶴に
斬新な曲舞を習ううち、しだいに魅了されていく。家族と一座に走る亀裂―。

さまざま困難を乗り越えてきた観阿弥に大きなチャンスが訪れる。京都今熊野で、息子世阿弥と
ともに将軍足利義満の御前で舞うことが叶ったのだ。将軍の後ろ盾を得た観阿弥親子は一気に
のぼりつめ、隆盛の中で、「民衆の中にあってこそ真の芸」と考える観阿弥と、「幽玄」の世界を
求める世阿弥の対立が深まる。

観阿弥は、「芸とは何か」を世阿弥に諭しながら、「人買いから救った少女」を題材に、人々の本当の願いをこめた新たな作品を創り出す。

都から遠く離れた駿河浅間神社で、その作品「自然居士」を舞う観阿弥、熱狂する民衆。父の想い
は、京に残った世阿弥の心にもくっきりと刻まれ、二人の心は時空を超えて結ばれていた。


演出:中村哮夫(Nakamura Takao)
1931年東京生まれ。
1951年慶応義塾大学文学部卒業。(折口信夫先生の最後の生徒)
1954年東宝撮影所助監督となる。黒沢明監督に師事。
1962年東宝演劇部へ移籍。菊田一夫氏に師事。
1965年演出家としてデビュー。
以来、数多くの大劇場演出を続ける。特にミュージカル系統の作品が多い。
■主な作品「王様と私」(日生劇場ほか)
「ラ・マンチャの男」(帝劇ほか)、「その男ゾルバ」(コマ劇場)、「ファンタスティックス」(ジャンジャン他)、「アテルイ」(わらび座)、「銀河鉄道の夜」(わらび座)
■2006年より、高年齢演劇人スタッフ出演によるパラダイス一座の創立に参加。スズナリ、本多劇場に於ける「オールドバンチ」シリーズに出演を続ける。
脚本:高橋知伽江(Takahashi Chikae)
劇団四季、新神戸オリエンタル劇場での勤務を経て、現在フリーランスで演劇台本の執筆、翻訳、
訳詞などを手がける。「チンチン電車と女学生」の脚本で広島の平和の心を表現する舞台を生み
出し、再演を重ねている。日本劇作家協会会員。
■主な翻訳作品
劇団四季「クレイジー・フォー・ユー」和田誠氏と共同訳詞、ミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」
麻実れい主演、ミュージカル「ステッピングアウト」前田美波里主演)、ミュージカル「NEVER GONNA
DANCE」V6坂本昌行主演、ミュージカル「モダン・ミリー」紫吹淳主演、CAT製作「セレブの資格」
若尾文子主演
■主な執筆作品
オリジナル・ミュージカル「DRACULA」松平健主演、NHK広島放送局開局80周年記念ラジオドラマ
「放送を続けよ!』」、音楽朗読劇「モリー先生との火曜日」光枝明彦・今拓哉主演、市民創作・函館
野外劇「星の城・明日に輝け」函館市民出演、ピュアマリー公演「春にして君を離れ」多岐川裕美主演
美術:朝倉摂(Asakura Setsu)
東京下谷に、彫刻家、朝倉文夫の長女として生まれる。永年にわたる仕事の中で、「日本アカデミー
賞」「テアトロ演劇賞」「芸術祭賞」など、数々の受賞を果たしている。
■主な作品
1988年市川崑監督「つる」美術 ※日本映画アカデミー優秀賞、朝日賞、東京都民文化事業賞受賞
1991年マヌエル・プイグ作、ロバート・アラン・アッカーマン演出「薔薇の花束の秘密」「蜘蛛女のキス」 ※「紀伊國屋演劇賞」
1994年篠田正浩映画「写楽」衣装デザイン
1995年「エンジェルス・イン・アメリカ」美術 ※読売演劇大賞・スタッフ賞受賞
1999年篠田正浩映画「梟の城」衣装デザイン
2001年日生劇場「源氏物語」、セントルイスオペラ公演

チケット取扱
THEATRE1010 チケットセンター 03-5244-1011
オンラインチケット https://www.t1010.jp/
・わらび座関東・東海事務所 048-286-8730
 

※内容につきましては、変更になる場合があります。予めご了承ください.